カガクシャ絵日記

SURVIVAL AIN'T MY LIFESTYLE. (死なないように生きてます)

くるなコロナ

初めてデトロイトメトロに来たのは32年前の今日かきのうだったと思う。

もちろんだけど思えばいろんなことがあった。その中でもここ一週間ぐらいはまた新しい、こんなことも起きるのかということが身の回りで起きている。いや、身の回りじゃない世界中で起きている。

9−11のあの光景は数時間で起きた出来ごとだったけどコロナ騒動はそれに匹敵する不安が徐々にじわじわにじり寄ってきている。

2日前に2人、昨日もう一人とついに僕の住む郡にもコロナの感染者が確認された。ジョージア州全部ですでに120人以上確認されていることから考えれば遅かったかもしれないけどついに現実としてそこまで来ている。

先週の木曜日に大学は春休みを2週間延長して学生は大学構内の戻ってきてはいけません、その間に教えてる教授のほうはオンラインで残りの学期の授業を準備するようにと通達が出た。そして次の日スタッフは来週から家で仕事ができる人は家から仕事してくださいということになった。

昨日郡も動きだした。もちろんトランプが連邦政府の非常事態宣言に重なって郡内で2人の感染者の確認があったからだと思う。昨日の夜に郡内の任意だけど外出制限規制が出された。これは今日の夜9時から4月の7日の朝5時までとなっている。仕事の行き来、食料品、医療品の調達及び緊急以外では外出しないでください。また、10人以上で集まることはいけませんという通達だった。

すでに、スーパーマーケットは品薄になっていて、もちろんアルコール系の消毒剤やマスクは結構前から売り切れている。マスクは買えなかったけどアルコールジェル系の消毒剤は小さいのが幾つかと2−プロパノールの500ccボトルを2つかった。それから消毒液の付いたワイプ2つ。食料品だけでも$200近く余計なものを買い込んだ。今のところ一番心配なのは具合が悪くなって動けなくなった時に家に食べもながないと結構しんどい。長年一人暮らしでそれなりにインフルエンザにかかってきたから2,3日寝込んでたべもんがなくなったという経験は何回かある。

それは兎も角、今夜は大学のリサーチも極力縮小するようにというお達しが来た。先週からリッチーがこうなるから準備しとけと言ってたけど、その時の結論がお前は重要必要スタッフとして仕事を続けろということでまあそんなもんだろうとは思ってたけど。結構一人で仕事続けるんなら別に誰からウイルスをうつされるわけでもないからこっちはそれでもいい。家にいてあー大変だ仕事が遅れるどうしようと焦るよりいい。ま、あしたリッチーと話して他の室員はどうするか決めることにしてよるテキストを送っといた。

大学があるおかげでうちの郡もジョージアとは言えちょっとはプログレッシブなところがあるので流石にみんなで祈っていればジーザスがコロナをやっつけてくれるとか言ってないだけでもありがたいと思った。

ひとつ気になるのは、もし感染の広がりを医療施設が管理できる範囲内で抑えたとしてもウイルスはいなくならないんだから有効なワクチンがみんなに行き渡るまでこの状態を緩めるわけには行かないんじゃないかと思う。春が来れば感染者が減るという考えもあるけどウイルスばっかりは減るとなくなるのちがいは大きいからその辺みんながわかってないとおんなじことの繰り返し。いま感染しちゃうかワクチンを打ってもらうかでないと結局感染するまでの時間を伸ばしてるだけでいつかは感染してしまうというのが自分の解釈だ。

ベストは来年のインフルエンザの予防接種にコロナのワクチンも入れてインフルエンザの季節に入る前に早めにみんな予防接種することだと思う。それまでに有効なワクチンが世界全部の人に行きわたるようになって欲しい。

レストラン系、学校が閉まって家にいる子供と最近はおとなも家にいたりで仕事ができなくって収入がなくなる人のために早く議会は政府からお金が動かせるようにしてほしい。国民全員に一人$1000チェックが出るという話もあったけど全員というより本当に困ってる人に困ってない人の分をあげれたほうがいいんじゃないかしら。

そんなことでアンドリューヤンがトラプと話したとかちょっと面白いこともどっかで見た。

これから数週間何が起こるか、自分はコロナにやられるか。ちょうどいい機会だから記録にのこしておいたらオモシロイと思った。

いま世界の人類はパンデミックと戦ってる。これほどまでにコミュニケーションと医学が進歩したと思われている21世紀になってもここまで来てしまったのは自分の都合ばっかり先に思う人達が政治をするからだ。科学技術の進歩と人の精神性の進歩というのは反比例するものなのだろうか。