月曜日:別に何年アメリカに住んでるからって偉いことは一つもない
3月はいつも思い出すのはちょうど30年前に初めて米国に来たことだ。まああれから一回1年ほど日本にいたからずうっとというわけじゃないけど計算すれば29年か。
まあ長いといえば長いが本当に一人の人間として生きていけるようになったのは米国に来てからだから、東京で生まれ育ったけど一人前になったのは米国に来てからだ。
今思えば30年前はなんとも想像もつかなかった生活を今はしている。一番思ってもいなかったのはこんなに貧乏になるとは思ってなかった。これはびっくりだ。
それからびっくりするほど日本語を忘れた、割には英語もメチャクチャだ。
面白いのは、面白くないけど、かなり荒波に揉まれてやってきたから、それなりに最後は生き残る自信はついた。けどそれとは裏腹に生活に余裕どころか安心感がまるっきりない。
だれでも人生のどっかでグーッと伸びる時がある。その波に乗ってドコまで行けるかなんだけど。知り合いなんかでもいきなりひょいひょい出世していくやつは波に乗ったら速い。どうもそういう波に巡り会えない。
時々ブログのタイトルにのんびりアメリカ生活を満喫してますなんてのがあるけどまるっきり羨ましい限りだ。どうやって食ってんだろう?