カガクシャ絵日記

SURVIVAL AIN'T MY LIFESTYLE. (死なないように生きてます)

月曜日:遅刻して行ったらいきなり水漏れ。

新しい仕事になって毎日8時に出勤してる。

でも今日は昔アトランタオリンピックでも使われたジョージアドームという室内競技場が破壊された。

とは言ってもテロ事件じゃなくって隣にメルセデスベンツアリーナとかいう競技場を新設したから、ダイナマイトで爆発させてポシャンと潰したんだけど。

ジョージアドームはプロや大学のフットボールから卒業式にとある意味アトランタの人たちの生活にずーっと関わってきあた。だからそれがなくなるんでTVで中継してたの。それが7:30にどかーんとなってそれを見てたから仕事に就いたのが4分遅れてしまった。

 

それはともかく研究室の前の廊下でなんだか濡れてるなーと思ってみると天井からぽたぽた水が垂れてる。研究室にはいるとなんかポタポタ音がしてる。

天井のパネルが茶色くなってしなっちゃってそこからポタポタ水が落ちてる。あれこりゃ大変と思ってファシリティーの電話番号も知らないから掃除のおばさん探してこれこれ大変になってると説明してきてもらってありゃ大変となって。ファシリティー電話したり掃除用の水を吸い取る機械を持ってきてガーガーやったりしてくれた。

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僕はポタポタをゴミ箱で受けて、水漏れの様子を写真にとって水が漏れてるよってボスに送った。

結局2階は水道管が壊れてかなり大水になってたらしい。

 

2時間ぐらいしてボスが来てこんなのは洪水じゃないとか言うから俺は洪水なんて言わなかったぞと言った。どうも洪水の話がしたかったらしくって、洪水ってのは俺の前の獣医学部の建物に雨水がトイから入ってきてこんなに溜まって大騒ぎだったとか言うからそんなのは大したことはないこっちはなーと言って昔の話をしてやった。

8年ぐらい前の話だけどローチェスターの大学病院の中にあった研究室が実は死体解剖室の下にあった。ある日天井から水が本当に滝のようにドウドウっと落ちてきた。びっくりした教授と俺はゴミ箱とかいろんなものを持ってきて水を受けた。教授はシャツが濡れるほどだった。 

掃除の人が来てモップで拭いてきれいにしてくれた後になんだかネクタイをした人たちが2、3人来てからその後に宇宙服みたいなのを着た人が来てスプレーでドアノブとかになんだか消毒剤みたいなのをシューシューってスプレイして帰った。

後でわかったんだけどその水というのは実は死体を洗った水だった。

掃除の人も素手で俺たちも素手で水がついたのにネクタイの人たちが来た後になってそんなことやったってもう遅いんじゃないのと思ったけど幸い誰も変な感染症にかかって死んだという話はなかった。


今日は今んとこ研究室に何にもないんで不幸中の幸いだった。

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